ハロハロ、アムロ元気
今回の主人公は、フラウ・ボウ…
ではなく、ハロさんです。
登場当初は、アムロ君の手づくり一品物という扱いだったのですが、
なんだか最近では、市販の大量生産品という設定になってしまったようで…、
これはちょっと、高性能試作のガンダムから量産機のジムに格下げになったみたいな感じがして、とってもサビシイ。
また、アムロ君が第3話で「ボクが作ったんだ、ハロってさ」と自慢げにリュウさんに話していたのと、
アムロからフラウにプレゼントしたということになっているが、
さすがに「市販品を買って渡した」などというセンスのないことはしないのではないか…?、
やはり「苦心して作ったオリジナルロボットをプレゼント」っていう方が心がこもった感じがするので、
私は、「ハロはアムロ君の作ったオリジナルロボ」という初期の設定を支持します。
さて、そのハロさん、よくホワイトベース内で転がっているところを目撃されてますが、
アレはかなり危険なのではないでしょうか?
蹴飛ばされても壊れないほど丈夫な硬質プラスチックの球が、あのスピードで迫ってきたら…
まあ、アムロ君にそんな手抜かりがあろうはずがございません。
劇中でハロさんが自力で跳ね回ったり、腕の収納部の蓋をパカパカさせながら飛び跳ねているのを見たことはないでしょうか?
そうです。ハロさんはゴムボールや風船のように柔らかく、なおかつ軽いのです。
このように外皮は非常に柔らかい材質で出来ており、腕、足の収納部以外はエアを封入した緩衝構造になっているのです。
コレなら、腹立ち紛れに蹴飛ばしても、子供達と一緒に転がってきても、爆発の衝撃で吹き飛ばされてきても安心です。
設計製作にかなり苦労苦心したと思われるハロを
アムロ君はどういう経緯でフラウにプレゼントすることになったのでしょうか…?